「仕事辞めたいけど言えない」ボクが踏み出せなかった理由

「もう無理。でも、言えない」

ボク自身、かつてそう思っていました。

辞めたいのに辞められない理由って、実は“気持ち”だけじゃないんですよね。

✅ 辞めたい。でも、言えない――。

「辞めたいけど言えない」──この言葉に、どれくらいの人が共感するんだろう。

• 上司に言い出す勇気がない
• 退職を伝えたあとの職場の空気が怖い
• 家庭があるから辞められない
• 次の仕事が見つからなかったら不安

どれも、ボクが実際に感じていたことです。

「逃げるなんてダメだ」と自分を責めながら、心も体もどんどんすり減っていく。

でも、今のボクなら、あのときの自分に言いたい。

「無理して続ける必要なんて、どこにもなかったよ」

☠ 踏み出せなかった“あの時”の自分

ボクが勤めていた会社は、よくある営業会社でした。

飛び込み営業、達成ノルマ、数字で詰められる会議。

何がつらかったって、「誰のために働いてるのか分からなくなった」とき。

朝が来るだけで胃が痛い。夜も眠れない。

そんな状態でも、「辞めたい」と言えなかった。

「甘えてるだけかも」
「みんなもっと頑張ってるのに」

そう思ってしまったんです。

💀 病気になるまで頑張るのが“美徳”？

ボクの周りでは、「辞める＝負け」みたいな空気がありました。

でもね、実際に限界まで頑張って、体を壊した先輩も何人も見てきたんです。

うつ病になって休職。復帰できずに退職。

何年経っても再就職できない人だっていました。

一方で、退職代行でスッパリ辞めた後、数ヶ月で新しい道に進んだ人もいます。

会社からすれば、「正規に退職してくれた方がありがたい」のが本音。

会社は、病気で長期欠勤されるより、サクッと辞めてくれる方がコストも手間もかからない。

つまり「逃げた方が、双方にとって良かった」なんてこと、現実にはよくあるんです。

🏃‍♂️「逃げる」って、ズルいのか？

正直ボクも、「退職代行ってズルいのでは？」と思ってた時期がありました。

でも、実際に使った人の話を聞いて、180度考えが変わりました。

• 上司にパワハラを受けていた女性
• 顔を見るだけで吐き気がしたという男性
• LINEの既読をつけるのも怖かったという若者

彼らにとっては、“ズルい”なんて話じゃなく、“命綱”だったんです。

むしろ、それで命が助かった。精神が救われた。

ボクは思う。「ズルくていいじゃん。逃げるんだから」

🧭 「辞めたいけど言えない」人への道しるべ

言えない理由が「人間関係」「空気」「世間体」なら、それは“気持ち”じゃなく“環境”の問題。

それを変える一歩が、「辞める」という選択です。

✔ 正面から言えないなら退職代行を使えばいい。
✔ 怖いならメール1本でもいい。
✔ 無断欠勤より、手続きして辞めた方がずっとマシ。

そして何より──

辞めたその先に、“次の道”はちゃんとある。

💬 ニゲルから一言｜逃げた後の世界は思ったより静かだった

ボク（ニゲル）は、今も“仕事”はしています。

でも、昔みたいに人間関係で病むことはありません。
逃げたから、選べたんです。

この記事を読んでいるあなたが、もし“辞めたいけど言えない”状況にいるなら──
逃げる準備、少しずつ始めてみてください。

今は辞められなくても、「辞める道がある」と知るだけで、心は軽くなるから。

✅ まとめ｜「辞めたいけど言えない」そのときに知っておきたいこと

逃げても、人生終わりじゃない。むしろ、ここからが始まり。

そんな選択肢を、これからもニゲルが一緒に考えていきます。