【警察が動いた】退職代行モームリに家宅捜索──“逃げたい人”が安心して使えるサービスとは?

目次

🕊 逃げたい人の味方が、やらかした。

ボクも最初は信じてた。

「モームリ」という名前を、SNSで何度も見かけたから。

“もう会社に行きたくない”──そんな人たちに代わって、会社へ退職の意思を伝えてくれる。

スーツを着なくても、電話をしなくても、朝の満員電車に乗らなくてもいい。

まさに「逃げたい人の救世主」みたいな存在だった。

でも、2025年10月。

そのモームリが、警視庁の家宅捜索を受けた。

報道によると、モームリを運営する株式会社アルバトロスが、弁護士法違反(非弁行為)の疑いで捜査を受けたという。

退職代行の会社が、法律のルールを破ったかもしれない。

「逃げたい人を守る」はずが、今度は逃げる側になってしまったのだ。


ニゲル

なんで、こんなことになったんだ??

⚠️ 何が起きたのか?──モームリ事件の全貌

まず、報道を整理しよう。

モームリは、SNS広告で有名な退職代行サービス。

「LINEで完結」「即日対応」「実績3万件突破」などのキャッチで、若者を中心に人気を集めていた。

しかし、2025年10月22日。

警視庁が、アルバトロス社を**弁護士法違反(非弁行為)**の疑いで家宅捜索。

疑われている内容はこうだ。

  • 弁護士資格を持たないにもかかわらず、会社との交渉や金銭請求など法的業務に関与していた
  • 退職希望者を弁護士に紹介し、紹介料(キックバック)を得ていた

つまり、「法律的な部分まで踏み込んだ」上に、「お金が動いていた」可能性がある。

弁護士でない人や会社が、報酬目的で法律相談や交渉を行うのは、弁護士法72条違反

いわゆる「非弁行為」だ。

ニュースでは、関係者の証言として

「社員の中には自社の退職代行を使って辞めた人もいた」

「弁護士との関係がずさんだった」

など、内部の混乱も報じられている。

“逃げる人を助ける会社”が、自分の社員にまで逃げられていた。

この事実は、笑えない。


ニゲル

ボクたちは、どうしたらいいんだろう?

💬 ボクらが見ていた「モームリ」と、報道のギャップ

にげログでは以前、モームリを含む退職代行サービスを比較してきた。

対応スピード、料金、口コミ、どれも魅力的だった。

でも、今回の件で痛感した。

「スピード」と「安心」は、両立しないこともある。

退職代行は「通知を代わりに行う」だけなら問題ない。

しかし、未払い残業代や退職金、有給消化など**“交渉”に踏み込むと法律の壁**がある。

モームリは、その線を越えていた可能性がある。

もしそうなら、それは「逃げたい人の信頼」を踏みにじる行為だ。


🧭 なぜ起きたのか──“逃げたい人”が増えすぎた社会

ここ数年、退職代行というサービスが急速に広まった。

背景には、働く人のメンタル限界がある。

  • 上司に辞めると言えない
  • 退職届を受け取ってもらえない
  • 有給も使えない
  • そもそも職場が怖い

そんな中で、退職代行は「救済装置」として生まれた。

逃げ場をつくる、まっとうな社会インフラだった。

しかし、その市場は一気に膨らみ、競争が激化。

SNSで“即日退職”を謳う広告があふれ、

「スピード」「安さ」「口コミ」で業者が乱立した。

結果、「法律よりもスピードを優先する」会社が出てきた。

それが、モームリの落とし穴だったのかもしれない。


🧩 退職代行=悪、ではない。

ボクは断言する。

モームリが問題を起こしたからといって、退職代行そのものを否定する必要はない。

むしろ、“正しい形”の退職代行は、逃げたい人を守る大切な制度だ。

問題なのは、「どこまでが合法で、どこからが違法か」を理解せずにサービスを使うこと。

つまり、“逃げ方”の問題だ。

そこで、退職代行のタイプを整理しておく。

区分運営主体交渉可能特徴
✅ 弁護士型弁護士事務所法的トラブルにも対応可能。費用は高めだが確実。
✅ 労働組合型労働組合交渉OK。費用も手頃。信頼性高。
⚠️ 民間企業型一般会社×通知のみ可。交渉はできない。法的サポートに限界。

モームリは「民間企業型」だった。

つまり、通知だけならOKだが、交渉まで踏み込むと違法になる

その一線を超えてしまった疑いがある。


💡 “逃げても合法”な退職代行を選ぶ方法

「もう限界」「明日会社に行きたくない」と思ったとき、大事なのは“逃げ方”の選び方だ。

ここで、にげログ的チェックリストを紹介する。

✅ 安全な退職代行を見分ける3つのポイント

1️⃣ 運営母体が弁護士か労働組合であること

 → 会社と交渉できるのはこの2タイプだけ。

2️⃣ 料金と範囲が明確であること

 → 「追加料金なし」「交渉費込み」などの説明があるか確認。

3️⃣ 公式サイトで実績や流れを公開していること

 → 「どのように退職が完了するか」を具体的に示しているサービスは安心。


🧑‍⚖️ ボクがすすめる“安心して逃げられる退職代行”

にげログでは、今回の事件を受けて「安全・合法・信頼」を基準に

おすすめできる退職代行を見直した。


■ 弁護士法人ガイア総合法律事務所(GAIA)

  • 弁護士が直接対応する退職代行。
  • 交渉・残業代請求・退職金・慰謝料などにも対応可能。
  • LINE・メール相談24時間対応。
  • 弁護士による正式対応のため、完全に合法。

💬 にげログメモ

“逃げる自由”を守ってくれる数少ない弁護士事務所。

ブラック企業とのトラブルにも正面から対応してくれる。


■ 退職代行ネルサポ(労働組合運営)

  • 労働組合が運営するため、交渉も合法。
  • 業界最安級の料金(20,000円台〜)で追加費用なし。
  • 有給取得・退職金交渉にも柔軟に対応。

💬 にげログメモ

「安さ」よりも「誠実さ」で選ぶならここ。

弁護士ほど硬くなく、でも法的に安心できる立ち位置。


🔍 モームリ事件が投げかけた問い

モームリのニュースは、単なる一企業の不祥事ではない。

それは、「逃げたい人の信頼を裏切った事件」でもある。

退職代行は、“逃げ場のない人”の最後の選択肢だ。

その仕組みを守るためには、業界全体の透明化と法整備が必要だ。

今回の事件を機に、

  • 退職代行業の登録制導入
  • 非弁行為の厳罰化
  • 利用者保護の強化 といった議論が進むかもしれない。

そして、にげログとしても、

「逃げる=悪」ではなく、

「逃げ方を間違えない=生き方」だと伝え続けたい。


ニゲル

今は、モームリから距離を置こう

🌙 結び:「逃げる自由」は、守られるべきもの。

ボクは、何度も逃げてきた。

仕事から、人間関係から、現実から。

でも、逃げた先でやっと見つけた。

「逃げてもいいけど、ちゃんと逃げよう」という感覚。

モームリの事件は悲しいけど、ボクらにとっては、“逃げ方を見直す”きっかけにもなる。

だから、今苦しいあなたへ。

逃げてもいい。ただし、安全に逃げよう。

法に守られたサービスを選び、人生をやり直せばいい。

にげログは、そんなあなたの“逃げ道”をこれからも照らし続ける。

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